やまなか動物病院

院長ご挨拶
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    *つぶやき

    5月に入り天気が不安定でこのひと月で1年間の気温の変化を感じました。
    狂犬病予防接種、フィラリヤ予防やノミマダニの予防で、元気な子達が
    ご来院の季節です。1年間元気に過ごした子達がいろいろなエピソードを
    持っていらしゃいます。子犬や子猫は立派な体となり性格が確立してきます。
    お年寄りは一年でとても老化が進みます。その変化に驚きながら今年1年
    幸せに過ごすためのアドバイスができることに感謝して居ります。と、
    同時に飼い主様にもいろいろな出来事に遭遇し悩んだこと嬉しかったこと
    悲しかった事、驚いたことを教えてもらう事がこの仕事の楽しみの一つです。
     残念ながら他界してしまった子達や、飼い主様がお亡くなったお話には、
    心が痛みます。
     これからまた暑い夏が来ます。家族みんなが元気にたくさんの素晴らしい
    思い出が出来ますように、お力になれれば幸いです。
     熱中症には気をつけて、水分補給をお忘れなく。

    ダニの怖さ
    身近に迫る吸血鬼として知られるマダニは、森や山、公園や草むら河川敷
    などどこにでも生息しています。花壇や園芸をなさる時にも注意が必要です。
     季節に関係なく活動し幼ダニは冬でも吸血成長します。草の葉の裏や茎の先端で
    宿主を待ち寄生します。
     マダニは、1ヶ月で最大3000個の卵を産むといわれます。

    怖い病気
    ① 重症熱性血小板減少症候群 (SFTS) 人畜共通伝染病
    原因:SFTSウィルス
    最近ニュースでも取り上げられています。
    症状:発熱、消化器症状、リンパ節の腫脹、出血傾向
    ワンちゃんはあまり症状に出にくいですが、猫ちゃんは人と同じ様な症状で発症します。
    治療:治療法は対症療法のみ
    国立感染症研究所(2022)の報告によると致死率は、
    人で12、5% 猫で60% と比較的高い致死率を示しています。
    西に多い病気でしたが、東にエリアが拡大しています。

    ②ライム病 人畜共通伝染病
    原因:ボレリア菌
    症状:人は刺咬部を中心に遊走性紅斑(徐々に広がる)
    発熱、リンパ節腫脹、関節痛など
    犬は稀に元気消失、食欲不振、破行、発熱
    治療:抗生物質  対症療法

    ③日本紅斑熱 人畜共通伝染病
    原因:リケッチア
    症状:主に人が感染し、39度から40度の高熱、頭痛、寒気、倦怠感、発疹
    治療:抗生物質  対処療法

    ④犬バベシア症
    原因:バベシア原虫  赤血球内に寄生
    症状:赤血球を破壊するので貧血、食欲低下、発熱、血色素尿、黄疸など
    重篤の場合は多臓器不全で死亡する。
    治療:抗原虫薬  対症療法

    ※ 田畑、園芸、など野外で活動する事が多い季節です。
    お気をつけください。 温暖化に伴い越冬する虫が増えています。
    寝食ともにワンちゃん猫ちゃんと過ごすことも多いです。
    予防をお勧めいたします。    (シンパリカトリ資料参照)

    *今後の予定
    6月・7月 日曜日 休診
    7月15日  海の日 祝日休診
    7月25日から27日  祇園祭のため午後休診
    カレンダー通りとなります。大変暑くなります。熱射病にご注意くださいね。


    全身ダニの寄生 (患者さん提供)  

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