様々な伝染病を防ぐことが出来る混合ワクチンは、死亡率の高いジステンパーやウィルス性疾患など多くを防ぐことができます。
大切なご家族を守るためにも、必ず受けるようにしてください。
●犬
犬ジステンパー感染症、犬アデノウイルス感染症、犬伝染性肝炎、犬パルボウイルス感染症、犬コロナウイルス感染症、犬パラインフルエンザ感染症、犬レプトスピラ感染症(各種)
●猫
猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症ウイルス感染症、猫白血病ウイルス感染症、クラミジア感染症、猫エイズウイルス感染症
接種可能月齢
生後2カ月齢から2、または3回の予防接種が必要となります。
注射の間隔は4週毎に来院してください。
以後、1年毎に1回の接種となります。
フィラリアは、蚊に刺されることで感染します。
感染すると、長さ20~30センチの白い寄生虫が心臓や肺動脈に寄生し、肝臓の肥大や腹水、浮腫、肺動脈の詰まりなどの症状が起こり、急死することもあります。
予防期間として毎年4月から11月まで月1回、計8回の予防を推奨しています。
投薬はじめは血液検査、体重測定をし安全に処方致します。
錠剤、チュアブル、ワクチン、滴下と予防方法はいろいろあります。
狂犬病の予防接種は法律で定められています。
飼い主は必ずペットに受けさせなければなりません。
接種は1年中受けられますので、都合に合わせてご来院ください。
接種可能月齢
生後91日齢以降、1年毎に1回接種になります。(狂犬病予防法施行規則第11条より)
ノミ・マダニは犬の皮膚や被毛に寄生し、痒み・皮膚病の原因になります。
ノミが寄生した場合、皮膚を噛むことでノミの唾液が体内に入り炎症を起こします。
また寄生虫をもったノミを飲み込み、小腸で孵化し消化障害を起こすこともあります。
マダニも同様、様々な病原体をもっており、吸血により病原体を移し、バベシア症やヘモプラズマ症などの発症要因になります。
もしマダニに咬まれていても無理に取ろうとせず、人であれば皮膚科を受診し、動物は動物病院へ来院してください。
定期的に予防薬を投与し、ノミ・マダニの寄生を予防しましょう。