やまなか動物病院

つぶやき
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    つぶやき
    5月といえば、何を思い浮かべますか?鯉のぼり、皐月、新緑、ゴールデンウィーク、はまぐり。
    6月といえば、青葉、紫陽花、梅雨、梅干し、かび?などなど、季節は巡ってきます。

    コンピューターの都合によりご無沙汰してしまいました。
    先日、出先で立ち寄った道の駅で、ツバメの家族を発見しました。

    いつもは背丈の目線でしか立ち寄らない道の駅。
    ちょっと視線を上げると、たくさんのツバメ一家が巣作りをしていました。
    小さな巣に、溢れんばかりの雛達が胸を張って並んでいました。

    雛鳥はすでに大きくなり、母鳥よりも大きく感じましたが、一生懸命に餌を運ぶ母の姿は、とても微笑ましく思いました。大きくなっても子供は子供

    ツバメは夏鳥として、日本で繁殖した後、台湾を経由してフィリピン、マレーシアで越冬し、再び日本にやってくるそうです。
    同じお家に戻ってくるなんて、不思議であり、素敵なことですね。

    しかし、生活環境の変化によって、お家が分からなくなったり、巣の材料が無くなってしまったりして、減少傾向にあるようです。
    人も動物も、安心して戻って来られる「お家」を大切にしたいですね。

    *今どき病院事情
     気温も上昇し、初夏を思わせる日もあり、また肌寒い日もありと、人にとっても体調を崩さないように気を使う季節です。
    そのせいか、ちょっと高齢なわんちゃん、猫ちゃんも下痢でご来院する子が多い気がします。イベントも多いので、一緒にお出かけの疲れもあるかと思います。
    注意しなくてはならないのは、気温だけでなく気圧の変動も体調に大きく影響いたします。環境への配慮が大切です。

    人でも「5月病」とされ、精神的な面をコントロールする自律神経の乱れが、いろいろなところでイタズラをします。 なんかすっきりしない、なんとなく塞ぎがち、やる気が出ない――。こんな状態から抜け出すには、次のような方法が良いらしいです。

    ◆ 十分な休息
    睡眠の質を上げ、心身の疲労回復を促しましょう。寝る前のリラックスタイムや寝室環境を整えることが大切です。
    *私は、寝る一時間前には照明を暗くし、甘めの温かい飲み物を飲むことで、1日の慌ただしい時間を整えています。

    ◆ 適度な運動
    軽い運動は、ストレス解消や自律神経のバランスを整える効果があります。
    お散歩、ストレッチ、ヨガなどを継続的に行うことが良いそうです。
    *私は、仕事の終わりに家族たちのお散歩に行きます。街中の変化を見つけ、毎日の生活の中の新たな発見を楽しみます。
    朝も家族の散歩で、季節折々の雑草といわれる草花の名前を調べて発見を楽しんでいます。なかなか覚えられず、何度も調べてしまいますね。

    ◆ バランスの取れた食事をする
    特にビタミン・ミネラルが豊富な食事を摂り、朝ごはんをしっかり摂ることが大切です。
    *私は、その時食べたいもの、ちょっと普段食べられない物を自分へのご褒美に食べます。先日は、メロン!

    ◆ ストレス発散
    趣味やリラックスできる活動に時間を費やしたり、友人や家族と話したりするのも良いでしょう。
    人との接触が疲れる時は、歌を口ずさんだり、わんこちゃん・猫ちゃんに語りかけるのも良いでしょう。
    *私は、朝イチの散歩で大きく深呼吸しています。わんこたちに想いを伝えています。ニコニコ聞いてくれます。

    ◆ 人に頼る
    困ったことや悩みを抱えている時は、1人で抱え込まず、話を聞いてもらうことで胸のつかえが楽になるでしょう。
    *家族・飼い主様の元気のため、いつでも私たちにもいろいろなお話をしてくださいね。

    これから梅雨に入ります。雨の日の楽しみを、これから考えようと思います

    ◎ マダニってどんな生き物?
    動物の血を吸って生きています。
    クモやサソリと同じ節足動物で、山林やヤブ、草むらなど市街地にも多く分布しています。葉っぱの後ろにたくさんいます。
    餌は動物の血液。近づいてきた動物に寄生して吸血します。

    ◎ マダニは危険?
    感染症を媒介することがあります。
    皮膚の柔らかいところに吸血し、貧血を起こすことも。
    吸血時にマダニの唾液と一緒に病原体が侵入し、感染症を引き起こすことがあります。
    怖い感染症:
    ▶重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

    ▶ダニ媒介性脳炎
    ▶Q熱
    ▶日本紅斑熱
    ▶ライム病
    ▶バベシア症
    ▶エールリヒア症

    マダニの唾液には麻酔物質が含まれており、噛まれても痛みがなく、ほとんど気がつきません。
    体についたマダニを無理に取ろうとすると、口の部分が皮膚に残って炎症を起こすことがあります。無理に取らず、病院に行きましょう。

    ◆ 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
    原因:SFTSウィルス
    症状:発熱、元気消失、食欲低下、嘔吐、下痢 、 重症化で死亡
    致死率:
     人:10〜30%
     猫:60〜70%
     犬:約30%
     (※国立感染症研究所HPより)
    潜伏期間:人がマダニに噛まれてから6〜14日程度
    発生地域:西日本から中部地方、北陸地方に拡大中
    保健所への届出が必要です。近隣でも報告がありますので、予防と駆除が大切です。
    13度を超えるとダニは活性化してきます。早めに予防を開始しましょう。
    予防薬:食べるタイプ、スポットタイプがあります。

    *今後の予定*
       日曜日休診
       6月6日  副院長不在
       6月25日 院長不在

       6月21日(土) 第二回 まちマルシェ
       下館稲荷町通りが賑やかです。色々なイベント満載
       院内にご案内ポスター掲示中





    ツバメの家族


    チマダニとノミのレプリカ

    *その他
      筑西市内の方で、狂犬病予防接種をご希望の方は、市から届いています
      黄色の葉書が、問診票となっておりますので裏面に目を通しお持ちください
      新規の方は、御来院時に登録申請できます。
      小動物の診療をお薬の兼ね合いにて休診とさせていただきます。
      ノミダニ予防、フィラリア予防の季節となりました。
      まずは、フィラリア血液検査をして予防を開始しましょう。
      同時に健康診断血液検査をご希望の方は、お問い合わせください。


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